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ノンフィクションホラー短編・・・風?

なんでも「風」を付ければ許されると思い込みたいお年頃。
怖いかどうかは分からん・・・けど、(一応)ノンフィクションです!

お暇な方はどーぞ。


その日私は、父の運転する車の後部座席に乗っていた。
車は夜更けの山道を、延々と走り続けている。

ふと気づくと、前方に30代前半くらいの女性がいた。
女性の背後には彼女の娘と思われる少女も居る。

2人の傍を車が通過しそうになったその瞬間、
女性は必死の表情でこちらに向かって手を伸ばし、何かを叫んだ。
助けを求めているのか。

車を運転する父の顔を見るが、父は気づいていない。
私は父に、今見た母娘のことを話す。

すると。

父の表情が強張った。
明らかに様子がおかしい。

父は言った。

先程、人を轢いてしまった。死体は今トランクに乗せてある、と。

トランク・・・ということは後部座席に座るこの私の真後ろに死体、が・・・?
あの母娘はもしや・・・

「戻ろう!戻ろうッ!!」

父の座る座席を揺さぶりながら、私は叫ぶ。

戻ってどうするというのか。
こういう時は119・・・いや、既に死んでいるなら110か。
しかしそんなことは動転した人間の頭には浮かんでこない。

そもそも、どこへ戻るというのか。
さっきから似たような山道ばかりを走っている。

・・・そう、私は戻りたかったのだ。
この非現実的な世界から、憂鬱で平凡な世界へと・・・


そしてそこで、目が覚めた。
必死に「戻る」ことを願った私の思いは通じたらしい。

しかしここで「なんだ夢オチか」などと罵らないでほしい。
夢を見たことは事実なのだから、これは紛れもなくノンフィクションなのである。

しかも、まだ終わってなどいない。


目覚めた私は、異様に部屋が冷えていることに気付いた。
どうやらこの寒さで目覚めてしまったらしい。
しかしそのお陰で悪い夢から覚めた。
寒さに感謝である。

今は何時だろう?
今日は仕事なので、睡眠は摂れるだけ摂っておきたい。
枕元に置いてある携帯を見る。

4時56分。

・・・丑三つ時は過ぎている・・・しかし。
こんな不自然な時間に目が覚めるものだろうか?
特にトイレに行きたいわけでもない。

・・・この、異常な寒さ。

霊が現れた部屋は気温が下がると言う。
また、帯電するとも言われている。(目に見えないので分からないが。)

窓のすぐ外にある駐車場が、異様に気になる。
今はカーテンを引いていて見えなくても、
そこにいつも複数の車が停まっているのは知っている。

あの、車、の、どれか、に、死体、が、

そし、て、今、私、が、見た、夢、は、




・・・そのまま、眠れない眠れないと30分ほど苦しんで、
気付いたら目覚まし鳴ってました。笑

妄想は時々、自分を苦しめますよね。

・・・というか、ごめん父。ご近所さんもごめんなさい。
夢の中(と妄想)とは言え、ひき逃げ犯にするなんて酷すぎです。
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